刺繍 - パールヨット株式会社

刺繍について

手刺繍から始まった刺繍。
その歴史は何世紀も前から存在し、現在では多量生産に対応する機械刺繍へと発展してきました。
パールヨットの刺繍糸は安定した品質実績からアパレル、スポーツ用品、ネームなど様々な刺繍にご使用いただいております。

付け加えることでデザインとなり、価値が生まれる刺繍は色が落ちると製品の価値も落ちてしまいます。

その価値を保つため、パールヨットは高品質で安心安全な刺繍糸にこだわり続けています。

ハンドメイドやオリジナル品の需要も高まる中、刺繍業の方に限らず幅広い業種の方にご支持をいただいております。

ミシン刺繍には「パンチデータ」や「刺繍データ」と呼ばれる設計図が必要で、データが無いとミシン刺繍は出来ません。

刺繍データの良し悪しで仕上がりが決まるほど重要な役割があり、専用のソフトと難しい技術が必要です。

仕上がりの美しい刺繍を縫うために、糸の太さや生地の特徴、刺繍のデザインによって細やかな調整で刺繍データを設計しています。

刺繍ミシンも常に進化し続けており、近年では初心者でも扱いやすい機種が増えてきました。

しかしクオリティの高い刺繍を仕上げるには、職人の経験や知識が必要になります。

デザインや生地によって刺繍副資材を使い分けすることや、機械の設定等を細かく行うことで刺繍の仕上がりや作業効率が変わってくるのです。

身近にある何気ない刺繍でも、出来上がるまでにはたくさんの技術や作り手の想いがこもっています。

デザイン

デザイナーや企画担当者がデザインを作成し加工業者へ依頼をします。

糸の配色もこの段階で決めることが多く、完成品のイメージに近くなるようにデザインの段階でパールヨットの色見本帳を使用していただくことも多いようです。
パンチデータ作成

刺繍の設計図となる「パンチデータ」を作成します。

同じデザインでも糸の流れや縫い方で表情の違う刺繍ができあがります。
副資材選定

デザインや生地、用途に合わせて副資材を選定します。

刺繍屋さんが培った経験により、一番合った副資材選定をすることで刺繍の仕上がりが変わります。
刺繍

それぞれの用途に合わせたミシンで刺繍をします。
刺繍にも様々な種類があり、一般的なジャガード刺繍、ふわっとした仕上がりのサガラ刺繍、職人が手で図柄を描く横振り刺繍など、多くの刺繍があります。
刺繍屋さんにもそれぞれ得意とする分野があり、それぞれに技を持っています。
最終検品

刺繍した商品は最終検品を行い、お客様の元へと届きます。

普段何気なく目にしている刺繍も、実に多くの工程を経て商品になります。